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REPORT
先輩のSTARTING LINE -第7回- ハイブリッドキャリアの先にあるまだ名前の無い仕事

稲葉 哲治さん(SOIF共同代表/エシカルペイフォワードプロデューサー/EDAYAプロボノ/HRコンサルタント)

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(記事公開日:2018年6月15日)

『先輩のSTARTING LINE』は、自分らしい生き方・働き方の実践者たちが、どのようにはじめの一歩を踏み出し、トライ&エラーを重ね、今に至るのかに迫った連載シリーズです。

段階を踏んで、前進してきた“先輩方”のエッセンスが凝縮された内容となっていますので、「いつかやってみたい」を「いまやっている」に変えていきたい、「やりたいことが見つからない、まとまらない」、「やりたいことを本当にやって良いのか?」、そんな疑問に対するヒントを得てもらえたらと思います。

第7回は、SOIF共同代表/エシカルペイフォワードプロデューサー/EDAYAプロボノ/HRコンサルタントの、稲葉 哲治さんの記事となります。ぜひご覧ください。

※本連載シリーズは、TOKYO STARTUP GATEWAYビジネススクール連続講座 「スタトラ」 の中で行われたコンテンツ「先輩訪問」のレポート記事となります。


入社時からずっとパラレル

―まずは自己紹介をお願いします。

改めまして稲葉と申します。今の仕事という所で、本業はですね、人事に関する様々なコンサルタントをやっております。その他の仕事というのが実は大きかったりもするのですが、まずフィリピンの山岳少数民族の方々と一緒に竹を使ったアクセサリーを作っていたり、教育事業をやっていたりするような活動をしているEDAYAという団体の、日本側の取りまとめをやっております 。あとはエシカルペイフォワードというセレクトショップにて、 様々なブランド品のプロデュース業をやっております。それとSOIFという団体で社会起業家さんの寄付の場を設ける、参加型の社会イベントをやっております。これ以外にも学生団体のメンターや、自分でオリジナル企画を進めたりもしています。

僕はもともと3歳の頃からずっと新宿に住んでいます。日本国内におけるという言い方になりますけど、中高大とまあまあ良いところに通っていたのですが、大学を中退しました。やりたいことがあったからという訳でも無く、ただ大学に行っていなかったがために、「除籍されたくなかったら、中退届を出せ」ということで中退をしました。そこからですね、21世紀初頭ぐらいにやることも望みも将来の見通しも無いような状態でニートをやっていました。そこからしばらくして、寝てばかりじゃいられないということで、コンビニのバイトをしていました。商品の種類と値段と棚の位置などをきちんと店員にオペレーションをした結果、売り上げが上がるということをそこで経験しまして、人って面白いとすごく思ったんです。そこからそういう関係の仕事をしていきたいと思って、28歳の時に本来は興味がなかった人材領域の仕事に就きました。

その中で師匠との出会いがありました。柴田秀考という会社の人が、元ニートでコンビニの兄ちゃんでしかなかった僕を後押ししてくれたんですけど、この人は経営者でもありながら日本紛争予防センターの理事まで務めていたように、パラレルなキャリアをずっとやってきた方なんですよね。その人と出会って「面白いやつだ」ということで、僕はこの人のかばん持ちみたいな感じで仕事をしていました。何をやりたいかと問われた時に「僕ニー トだったんで、昔の自分みたいな人たちに向けて、自分が先輩として何かを作りたい」と言ったんですよ。そしたら、厚労省から受託して若者のサポートセンターを運営しているNPOを教えてもらい、そこにアプローチしたら良いんじゃないかと言われたんですよね。実際にそこに提案をしてみた結果、僕は人材会社に勤 めながら、NPOでニートの仲間たちと話をするような事業をやらせてもらえることになりました。よく皆さんに「パラレルキャリアってどういう風に始めたら良いですか?」と質問されることがありますが、僕は入社した時からずっとパラレルでやっているというところなので、外に飛び出てみようみたいな経験は実はなかったりします。

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個人、企業、社会 3方良しのパラレルキャリア

ここからはパラレルキャリアの話をしていきたいと思います。 パラレルキャリアとは、会社で仕事をしながら、社外等のそれ以外の所で従事していくという定義になるのですが、堅苦しく考えなくて良いんですよ。例えば会社のおじさんが少年野球の監督をやっていたり、女性がジャズシンガーをやっていたりするのもパラレルキャリアなんですよ。それとですね、キャリアもワークの キャリアだけではなく、ライフのキャリアもあります。なので夫婦関係や、親と子の関係性も一つの立派なキャリアと考えると、 数え切れないほど沢山の人がパラレルキャリアを実践していることになります。

パラレルキャリアをしていますと、色々な良いことがあります 。働く人にとってのメリットとして、攻めのパラレルキャリアと守りのパラレルキャリアという言い方をしております。攻めのパラレルキャリアという点では、新しい人脈や世界、知見が身に付きます。会社の中でずっと仕事をしているとそれだけの状態になっていますけれども、ちょっと外に出ると色んな人脈、本当に多様な人に出会いますよね。新しい能力も身に付いたりします。僕の例で言いますと、人事系の会社では全然やる事の無い広報活動を、ブランドを自分で立ち上げていく中でやるようになったので、プレスリリースの仕方等、そこで得た能力を本業にも活かせるようになりました。あとはやりがいや充実感にも繋がってきます。ここから守りのパラレルキャリアの話になりますが、自律的キ ャリア形成にも繋がっていきます。会社が潰れるような有事に対応できる、ポータブルスキルを身につけることができます。要は、持ち運べるような自分としてのスキルを固められるよ、ということです。世の中ってどうなるかわからない時代、VUCAワールドになっています。何かあった時に変化に対応して生き残る力を、すごく身につけることができるということです。

それとですね、働いてる人だけに良かったら、パラレルキャリアなんて世の中に広がらない訳ですよ。こっちの都合だけですから。そうではなくて企業側にも社会にも良いです。企業にとっての良さとしては、年齢を問はず、経験を積み新しい能力を身につ けていくといった、人材育成にもなることがまず言えます。外でネタを拾ってきて、新規事業にも結びつけられる事もあります。ちょっとしたネタを社外で試してもらって持ち帰るようなテストマーケティングもできます。ブランド向上にもなります。今だとそういうことを許している会社って、すごく人気になっていますよね。価値が高まったりもしますし、実は退職防止にも繋がります。外に行くと、外の世界が素敵になって出て行っちゃうだろうと思うんですけど、そうじゃない。上手くコントロールすることで、優秀な人材に長く活躍してもらえる様にすることも出来ます。社会のメリットもしっかりあります。皆さんご存知の通り世の中の課題ってすごくある訳ですよ。会社でたくさん働いている人たちが問題をシェアしていき、社会課題の解決のために企業の中にある人的資源を外に出して活用していこうとする動きを進めていくと、色んなことで社会の中で必要なところに人の配分を進めていけたりする。こういった所でパラレルキャリアの効能というのがあります。

1つの人間性を示す ハイブリッドキャリア

以上がパラレルキャリアについてなんですが、それを僕はハイブリッド化していきましょうという言い方をしています。複合、混合をしていく話になるんですけど、今のパラレルというところだと平行線ですよね。だけど平行線をずっと辿っていくと人って疲れる訳ですよ。パラレルキャリアを、分かたれた2つのものとしてやっていると非常に人の心の中でストレスがかかる。スパイダーマン2という映画で、主人公がスパイダーマンとカメラマンの仕事に加え、プライベートでは彼女と付き合って 、結果上手く両立できずに「もうやめた」と言ってスパイダーマンスーツを捨ててしまう場面があるんですけど、完全にパラレルキャリア疲れですよね。これを防ぐためにはどうするのかというと、公私混同していくことなんですよ。外でやっている仕事というものの良さとか、そこで得られたものをいかに自分の会社で活かしていけるのかを試みていく。これは働く人側の視点ですね。会社側でも、社会でいろいろやったことをいかにもってきてもらえるのか、人も社員も外に出してきてそれをいろんな経験を社内に持ち込ませるということをしていかないと、会社の外で勝手なことやってるみたいになってしまいますから、パラレルキャリアを活用できていないことになります。だけど企業はそれを無くすために、外での成果物を社内に持ってきてもらって活かしてもらうようにしていくとなると、会社側だってハイブリッド化にしっかり対応していかなきゃいけないということになります。これを理解していないために、企業の経営者で社員がパラレルキャリアをやることに対して恐れを抱いている人ってすごくいるんですよ。外に出て行かれる事って、人はやはり怖いんですよね。外で勝手なことやるんじゃないか、本当に去ってしまうんじゃないかというイメージで管理監督をすごいしたがるんですけど、そういうことを無くすためには、パラレルではなくハイブリッド化していくように、上手くコントロールしていかなきゃいけません。あとは労務的な仕組み、勤務時間、色々なコミュニケーションツールとかそういった ところをしっかりと作っていかなければならない。そしてこれは2018年にはできつつあるかな、という風に思っているところになります。できつつあるということで、まだまだ仕組みにもなっていないのでそこにビジネスチャンスはもしかしたらあるかもしれません。

図8

ここで稲葉のハイブリッドキャリアは何なのかという話をしたいと思います。「本業の人事や人材関係の仕事と、エシカルファッションブランドというフェアトレードのブランド運営って全然違くない?」と考えられると思いますし、僕も違うと思っていたんですよ。でも意外と交わってくるんですよね。分かりやすいのは、採用やマネジメントはかなりやっていますから、それはもうダイレクトに本業を複業に活かせるということです。でも逆もあります。広報等をやっていかなければいけない時に、非常に本業にも活かせたりします。また、現地の人たちとたくさん一緒に何かを作っていかなければいけないというところで、今は企業の人事側ってダイバーシティという視点がものすごく大事になってきていますよね。多様性をどのように作り上げるのかとか、それを企業の中でどのように体現させていくのかといったところで、まさにダイバースな環境で僕は仕事をしていたりするので、そこで得られた知見はたくさん持ち寄ってこれる。僕も正直あまり役に立つと思っていなかったんですけど 、数年続けていく中で三年目ぐらいの時に強く実感したのですが、ものすごくお互いに役立っていることが多いなという風に思います。一人の人間性って球体な訳ですよ。片方の面はビジ ネスといった本業の面、もう片方の面は社会でやりたいこと、ライフワークに近いものの面になるんですけど、球体なのでどこかで繋がってくし、もしくは中で繋がっていたりもする。面と面の一瞬だけでやるとずいぶん離れていると思いますけど、やり続けていくとそこの面が徐々に繋がっていったりして。気づかなかったけど、特定の興味関心で行動していて、出る面が違うだけなんだ、と気づくことがあると思うので、瞬間では分からないのですが数年やっていけば必ずその気づきってあるはずだろうなと思います。

自己変容は焦らなくて良い

<以下参加者質疑応答>

Q:行動を起こすために何から始めたら良いのか迷っています。これから物事を進めていくためのアドバイスをいただきたいです。

別に行動しなくて良いんですよ。というのは、無理してやる必要はなくて、結局いつかやるということだけをちゃんと認識していれば良いと思います。真面目にやりすぎちゃって頑張って疲れちゃったりするんですけど、やる気が無かったりする時はサボっていいんですよね。何もしない何も考えないという緩みってすごく大事で、何かの機会やタイミングなりにこれだと思う瞬間が必ずどこかにある、ということだけを信じていれば、そのタイミングで動け出せるんだろうなと思うんですよね。だから自分は何になりたいのかということは、常にイメージはしていて良いと思うんですけど、引っ張るみたいな感じで行動を促すということはしなくて良いと思っています。 人材という資源が再生産による能力向上をするには、すごい時間がかかる訳なんですよ。なので自分自身の人材開発について考えてあげる時は焦らずに、自分はやりたいことをどうやって、どこへ積み上げていくのかをちゃんと認識していけば、時間をかけて進むことに恐れがなくなるということがあるかもしれません。皆さんも色んなことをやっていると、頑張っている人の瞬間風速的なすごい様を見て、「羨ましいな」と感じることが あると思うんですけど、長い時間をかけてもやりたいことをやれるようになっていく事が大事だと私は考えているんですよね 。10年くらいのスパンで先を見据えたときに、自分が何ができるようになっていきたいか、というイメージだけ持っていけばいいのだろうなと思います。焦る必要はないと思います。

Q:稲葉さんが直感的に自分の使命のようなものを把握されたのはいつ頃になりますか?

でも別にそんなに分かっているかと聞かれると分かってはいないんですよ。ただなんとなくそういうことが分かっているような気がする、という予感だけを持っています。日々修正を加えながら進む中で、だんだんとやりたいこととかが増えたり変わっていったりする中で、常に発見し続けるという感じですね 。

図7

決断のための直感の磨き方

Q:大きな決断をする時であればあるほど、迷いが生じると思うのですが、ご自身が物事を選択のする時に大切にされている事があるのかをお伺いしたいです。

やはり頭で考えない事が大事だと思うんですよね。スピリチュアルな話をする訳ではないのですが、本能や言葉にならない意識ってものすごく大事なんですよね。例えば転職や就職に関してですと、労働時間や給料、通いやすさを紙面上のみで見ていくと、大抵失敗するんですよ。現場に赴いた結果、本能的に良いと判断できるかどうかが大事で。やはり現代人はそもそもの本能とか、自分が物事にどう関わっていくことができる力があるのか、そこから何を目指していきたいのかを見定める直感力が、結構衰えていると思うんですよ。なので、その部分を都度都度呼び覚まし、何かあった時に本能的な決断を下せるようにしておけると良いんだろうなと思います。方法としては、刺激を多くしておくことがあります。神経は何も無い状態でただ真綿に包まれていると退化していくのですが、刺激を与えることでそうした状況を避けられるんですよね。またパラレルキャリアの話になってくるんですけど、社内で刺激が薄くて同じ環境がずっと続く中で生活していくと、本能が退化していくんですよ。なので、そうではない外の世界へ赴いて全然知らない人と繋がったり、未知の職業の存在の認識や理解できない価値観の把握等を続けていくと、自分の中の本能が磨かれていき、人生の大切な瞬間というものが仮に来た時に、反応することが出来るんじゃないかと思いますね。

自分の嫌いに正直に

Q:自分の中で物事を決めた要因が、自分の意識なのか本能なのかが分からずに迷ってしまい、結果動けなくなる場合もよくあると思うんですけど、そんな時はどうすれば良いのですか?

頭では分かっているけどしっくりこないというのはよくあるパ ターンで。動かなきゃいけないけど動けないという瞬間はたくさんあると思うんですけど、それは動けない、あまり良くないかもしれない自分をちゃんと認めてあげる、そういうことをし続けていけばいいのかなと思います。ネガティブなこと、本能における “嫌い”という要素はとても大切で、大事にしたら良いので。例えば企業の研修でもネガ出しをちゃんとしないとうまくいかないんですよ。避けたい、逃げたい、目を背けたい、忘れてしまっていること等をきちんと掘り出してあげてそこから何かを見ていくと 、意外と自分の強みや本当に目指している願いを見つけられると思っているので、それらを裏切らないことが大切だと思います。

Q:お話を聞く前は、パラレルキャリアとは専門性が二つあるようなイメージだったんですけど、結局行き着く先は何か大きな1つの専門性の取得になるのですか?

要はですね、まだ名前のない仕事になるということだと思うんですよね。専門性なのかどうかすらも分からない。掛け合わせって要素が1つ2つ3つと増えていくと、無限になるじゃないですか 。僕の例で言いますと、人事関係の仕事をしながら店を運営し、ファッション関係をやりつつイベントを主催するということになると、すごいオリジナリティになってくるんですよね。名前の無いあり方を沢山作っていくことになるので、専門性とはまた少しニュアンスが変わると思います。

ゴールが無い世界では やり続けることが大事

―最後に参加者の皆さんにエール、メッセージをお願いします。

少し話がずれるんですけど、“やり抜く”っていうことありますよね。僕はやり抜いちゃダメなんだと思うんですよ。やり抜いちゃうと終わっちゃうので、やり続ける事ってすごく大事で。先ほどパラレルキャリアもハイブリッドになっていくには時間がかかるという話が出たように、人材育成もそうですし、嫌いなものや他者と見つめ合っていく中で自分を作り変えていくというのは、 ものすごく時間がかかることなんですよ。そもそも社会に対して何かやっていくということは、終わりがないんですよね。正解もゴールも無い上に、何か正しいと思っていても反作用と作用があって正しくないことだって生じる。そんな状態の中で自分が何か をし続けていくのって、すごく大変で果てが無いことだと思うんですよ。でも、その中で何かをやりたいと思っているのであれば 、それをきちっとやり続けていくことが大切になるのかなと思います。間に疲れれば、休むということも必要になります。でないと燃え尽きちゃいますし。そんな感じで、やり抜かないでやり続 けるということを一緒にやっていただけたらと。皆さんやり続ける仲間になっていくと、それぞれが力をつけていき協力してやっていけるようになっていくのだろうな、と思います。

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PROFILE

稲葉 哲治さん(SOIF共同代表/エシカルペイフォワードプロデューサー/EDAYAプロボノ/HRコンサルタント)

開成・東大というコースから一転、大学中退・ニートを経験したドロップアウトエリート。その後、コンビニ 店員・セゾン&日立グループでの新規事業・起業等を経て、現在は多足草鞋のハイブリッドキャリアを実践。エシカルを切り口に人と社会のリデザインを目指すプロジェクトを複数展開中。夢は「働くと働かせるのフェ アトレードの実現」。TEDxSaku登壇「ハイブリッドキャリアのすすめ」。

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