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REPORT
先輩のSTARTING LINE -番外編- やりたいことの見つけ方、始め方

遠山 正道さん(株式会社スマイルズ 代表取締役社長)

石山 アンジュさん(一般社団法人シェアリングエコノミー協会事務局渉外部長 /内閣官房 シェアリングエコノミー伝道師/株式会社クラウドワークス経営企画室)

アフロマンスさん(株式会社Afro&Co. 代表/アイディアで非日常体験をつくりだすパーティークリエイター・DJ)

パネルトーク

『先輩のSTARTING LINE』は、自分らしい生き方・働き方の実践者たちが、どのようにはじめの一歩を踏み出し、トライ&エラーを重ね、今に至るのかに迫った連載シリーズです。

段階を踏んで、前進してきた“先輩方”のエッセンスが凝縮された内容となっていますので、「いつかやってみたい」を「いまやっている」に変えていきたい、「やりたいことが見つからない、まとまらない」、「やりたいことを本当にやって良いのか?」、そんな疑問に対するヒントを得てもらえたらと思います。

今回は、株式会社スマイルズ 代表取締役社長の遠山 正道さん、一般社団法人シェアリングエコノミー協会事務局渉外部長 /内閣官房 シェアリングエコノミー伝道師/株式会社クラウドワークス経営企画室の石山アンジュさん、株式会社Afro&Co. 代表/アイディアで非日常体験をつくりだすパーティークリエイター・DJのアフロマンスさん、お三方の記事となります。ぜひご覧ください。

※本連載シリーズは、TOKYO STARTUP GATEWAYビジネススクール連続講座 「スタトラ」 の中で行われた各種コンテンツのレポート記事となります


最初からやりたいことを仕事としていた訳ではない

―まずは簡単に自己紹介をいただいてもよろしいでしょうか?

(遠山)私は慶応大学を出て商社に入って、その後絵の個展をやったのがきっかけで、今はスープストック等々色々なビジネスをや っています。これからの話でいうと4月以降にチェーンミュージアムという新しいことを考えて、今それをもっとやっていこうとしています。本日はよろしくおねがいします。

(石山)石山アンジュと申します。現在は色々な組織、業界、団体にて活動する傍ら、自分で個人事業主をやったり、また一方でプロボノの社会活動をしたりというような働き方をしております。元々は12歳で両親が離婚してですね、両親にそれぞれ恋人がいて帰る家がなかった私は、24歳まで12年間親族、友人の家を転々とする暮らしをしていました。ご飯を食べれる家、泊まれる家等がどんどん形成された12年間は、私の原体験となっています。リクルートにお声かけいただきそちらに4年弱就職した後ですね、今現職のような働き方をしております。

(アフロマンス)アフロマンスと申します。アフロとロマンスを足してアロマンスという活動名でやっております。よろしくお願いします。泡をいっぱい出して年代問はず楽しくなってもらう「泡パ®」、街中の坂道をウォータースライダーにして町をフェス会 場にしちゃう「Slide the City」等、ちょっと変わったイベントやプロジェクトをやっています。今日参加している皆さんからする と、変な格好をしたアフロが出てきて「パリピじゃん、俺と関係ないじゃん」と思うかもしれないですけど、昔は「泡パ®」とか 会社員やりながら趣味として仕事と平行でやっていたんですね。今は会社を個人でやっていますが、僕は石橋を叩いて渡るタイプの人間ですので様子見ながら仕事をやめたのがやっと2年半前なんです。多分もうちょっと勢いのある人だったら、もっと早く辞めてると思います。

何か記事で拝見したと思うんですけど、遠山さんはやりたいことを根幹としてやっているんですよね?僕も共通するところで、特に僕の場合は趣味から入っていくことが大きくて。いきなりそれで何か食べていこうとかそれでお金を稼げなければいけないとか思うと、どうしても自分の中で勝手に選択の幅が狭まっちゃうということってあると思うんですよね。

(遠山)私も絵の個展から始まったので全然食えるのかとかそういう話じゃないし。何なら絵を描いたことはなかったんです。学生時代イラストは少し書いていたんですけどね。自分でキャンパスとか買って自分で裸の女の人の絵を描くとか、そういうのやったことなくって。個展やろうと決めてから絵を描くことを決めたみたいな、似たような感じです。仕事においてもスープなんて作ったことないですし。その後アパレル、リサイクルみんな専門じゃなかったので、そっちの方が思い切りやれて良いということがあるのかもしれません。

(石山)別に自分の専門ではなかったというのはとっかかりとしてありますね。そこは本当に私もそうだと思います。4年ほど前までは私もただの23、4歳のサラリーマンでしたし。ただ常に正社員なんだけど、限りなくフリーランスのように自分の名前を売り歩いていましたね。自分の好きなことややりたいこと、自分が目指したいビジョンを色んな人に公私関係なく周りに話していると、それに共感してくれる方、それを見てくれている先輩や偉い人だったりとか、知らない間に支援者になったりしてくださるんですね。そうすると知らない間に種が蒔いてあって、そこからこういうことあるけどやらないみたいな。そういう風にですね、どんどん自分のチャンスを蒔いていったことで得ることができたというのはやっぱりあると思いますね。

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周囲の反発、否定への向き合い方

―新しいことを始めるとか、人が今までやってないことって当然反発の声もあると思うんですよね。そうした声に対してはどのように向き合っていらっしゃるのかをお伺いしてもよろしいですか ?
(遠山)向き合わない。何て言うんでしょうか、合理的な話は合理的な話で打ち返されてしまうんですよ。だからそういうのもちょっと超えちゃった感じというか。もうよくわかんないみたいなところで正面突破、ダメだったらどっか離れてやるとか。真っ当なことだとみんなから「どうしてですか」と聞かれて、それ以上言えなくなっちゃうんですよね。で、そのプロジェクトって結局その程度のものなんです。自分のやりたい熱量とか。多分「やりたくてしょうがない」とか「やるべき」とかいろんな理由があると思うんですが、そういうのがあるとなんとかこじ開けてやる訳ですね。別の道を探ったり、もう聞こえないふりするとか。あまり理屈じゃなくて意思を思いっきり発揮してみると良いかなと思います。

(石山)今の私の仕事は、これまで守られてきたものと新しいイノベーションの間に立ってルールや制度を見直す、変えていくよう な仕事をしているんですね。例えばITに詳しくない方に、それをどう理解してもらい、その地域に活かしてもらうかとか、異なる意見のものに対して合意形成をする要になる仕事なんですけど。 お互いの考えが常に異なるケースって皆さん目の前の仕事である と思うんですが、共感の接点は何かと常に考えていると必ず合意するポイントというのが出てくると思うんですね。共感の接点というものを常に考えながら何か異なる意見の人ですとか、何か反対された時に、「この人とどういう風なポイントだったら分かり合えるんだろう?」というのを常に考えながら仕事をしています 。

(アフロマンス)反対された時の話なんですけど、万人が共感して一緒にやってくれるかっていうのはまた違いますよ。いろんな人がいるから。でもやっぱり「こういうことやりたいんだよ」と言い続けていくと、その気持ちに共感してくれる人が現れて、でやってみる。とにかくやってみる。それを繰り返していくと、「あっアフロはこういう人なんだ」みたいなキャラ付けができてきて、「 ちゃんとやるからにはやるやつなんだな」「毎回何か面白いことチャレンジしようとする人なんだな」と思ってくれる人がだんだん増えてくる。そうすると不思議なもので、同じことでも言う人が変われば変わってくるんですよね。やはりやり続けていった結果、その人の人となりがみんなの中にできてきて、協力する人たちが周りにコミュニティとして広がっていって、結果的に大きな力となっていきますね。

自分らしさ、やりたいことの見つけ方

―自分らしさ、その人がやる理由があるかどうか等がキーワードとして出ましたが、遠山さんがなぜ自分らしさが大事なのか、またその観点をどう捉えてらっしゃるのかお聞かせください。

(遠山)会社員時代に絵の個展をやったんですが、それが今のビジネスにすごく重なっていて。うちの会社はマーケティングが無いってよく言うんですが、周りの理由じゃなくて自分たちの理由、 自分ごとであろうとしているんですよね。アートってそうじゃないですか?アーティストが「来年個展やるんですけど何の絵描いたら良いでしょうか?」とアンケートとって、「出てきた答えを上 から3つくらい描きました」なんてことないですよね。しかし、ビジネスはみんなそうなっているような気がします。20世紀とかは 供給の方が少なくて需要の方が大きかったので作れば売れた時代です。それはそれで良いんですが、今はそうじゃなくて、やった ら7割くらい失敗すると思った方が良いと思うんです。それでもやりたいこと、やるべきことがあるとするならば、「人が言ったから、こうらしいから」とかで結果赤字になるというのは、本当に何のためか意味がよく分からなくなっちゃうんですよね。自分がやりたいことは、アートで言えばコンテクストみたいなもの。 そこが面白い訳ですし、それを持って世の中に提示して、いいよ だめだよと言われながら拾っていく。なかなかうまくいかなくても、それは自分がやりたいと思って始めたことだから踏ん張ってやる訳ですよね。そうやっていくと気がついたらなんとか成立する、といったことの繰り返しっていう感じですね。

―「自分が本当にやりたいことを見つけたいと思うけど、なかなか見つからない。」「どうやって見つけたら良いか分からない」こともある中で、遠山さん自身は本当にやりたいことをどのように見い出してきたのかお話していただけますか?

(遠山)自分の中で立派な理由を持っているというケースもあります。一方で難しいこととか立派な話だけじゃなくて、我々の言葉で言えば「出会い頭の恋」みたいな。「だって出会っちゃったんだから~」みたいなものもあります。一目惚れってなかなか説明できないですよね。恋は本人にしかできない訳ですから、ちゃんと自分の恋をしてよと。だからまあ大体は立派な“必然性” みたいなものですかね。うちの会社でもメンバーから事業プランを出すというタイミングがあったんですけど、その時の一つの基準は個人的な理由が起点となっているかということですね 。実体験の中からヒントや動機を探ってみるんです。そうすると嘘も何もないじゃないですか。自分たちの自分の話なんで、それがビジネスとしてどの程度の意味を持つかどうか、あるいはスケールとかが必要な場合もありますけど、最初は小さくやっていくと思うんですよ。

(アフロマンス)やりたいことを見つける話ですよね。一個思うのが、ここに前に出ている人達ってすごいうまくいってると捉えられがちで。でも実際そんなことないんですよ。メディアやSNSだと良いところしかとりあげられない。見えないところで 散々失敗しているんですよね。スタートラインでちょっと踏みとどまってしまうような人の共通点は、一発目からうまくいかそうとしすぎているんですよ。うまくいっている人たちを見て、いきなりそのアウトプットを真似しようとする。僕自身散々痛い目をみながらアフロマンスとしてやらしてもらっていて、10年くらい学生の頃から緩やかに規模を拡大しながらやっていますし。多分みんなここに出ている人もメディアで出ている人もそこそこ経ているし、未だに失敗もしているんですよ。 ただ見えてないだけだと思うんで、そこは気にせずやってくれたら良い。先ほどお話に出たやりたいことというのも、そのちょっとしたものをずっと積み重ねていく中で見つかるものなんですよね。必然性というのもそうだと思います。好きなことって多分実はいっぱいあって、でもその中でそんなことが技術になると思ってないし、自分がやる必然性も無い訳じゃないですか。でもそれをやっぱりすごいやっている中で紆余曲折の中で必然性が見つかっていく感じかなと思っています。

(石山)私はどちらかと言うと好きなこと本位で仕事を選んだことがなくて、逆にやらなければいけないとかそういうその使命感に駆られて常にキャリアと毎日の仕事を選択しております。例えばこういう社会を作りたいという明確なビジョンがあった場合、それを実現するために何が必要なのかいろいろ分解していき、世の中を相対的に見て自分がどういう役割が価値として期待されているか、自分はこういう役割が最速でグループに貢献できるのではといった思考プロセスで自分のやることを決めているんですよね。ひとつのサンプルとして、もしかしたら「好きなことが無い」っていう人もいると思いますし、もちろんプライ ベートではあると思うんですけど、そういう考え方もあるんじゃないのかなと思っています。

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自分の考えを発信する中で 他者とのズレが生み出される事への不安について

<以下質疑応答>

Q:普段の生活において自分の考えを発信していく中、周りとズレが生じてしまうことへの不安があります。理屈の考えばかりの中で自分が主張することに不安はなかったのかお伺いしたいです。

(アフロマンス)何かをやり始めたい人達で誰でもできる一歩はとにかく喋りまくることだと思うんですよ。社会的なビジネスにしていくとか、色々考えている時に周りの人達に話すっていうのは、その感触を確かめる意味ですごく勉強になります。さらに喋っていくと手伝いたいと思ってくれる仲間たちが出てくる 。何かピンと思いついたら喋りまくるというのは、誰かが動き出す時の第一歩としてすぐできる簡単なやり方なのでやってみると良いと思います。もちろん否定されることもあると思うんですけど、それも経験みたいな感じでやった方が良いかなと。

(石山)リクルート時代、勝手に私は「新しい働き方研究家です」と社内で名乗っていたんですよ。別に研究家を名乗るほどすごい頭が良い人材ではなかったんですが。でもそれを言っている中で、共感してくれる人もやはりいるし、とにかく自分が思っていることを発信していくことで、本当に理解してくれる、しようとしてくれる人っていうのは絶対に現れると思います。ただ10人が10人理解してくれる訳ではないので、そもそも10人から理解してもらおうと思わない方が良いと思います。

(遠山)「ネジが外れていることが不安」ということがあったと思うんですが、私はそれこそオリジナルなんだとすればそこを大事にしたいと思っています。冒頭の例で言いますと、「チェーン店とアートって相容れないな」という、そこの一点突破ですよね 。合理的で儲かるという要素は全然無いんですが、そこは他のアーティストからも全然出てこないし、ビジネスからも出てこないから大事な気づきにしたい。後でうまく整えてくれればという感じなので、ネジとか違和感みたいなものは大事だと思います。

自分の考えを発信する中で 他者とのズレが生み出される事への不安について

Q:普段の生活において自分の考えを発信していく中、周りとズレが生じてしまうことへの不安があります。理屈の考えばかりの中で自分が主張することに不安はなかったのかお伺いしたいです。

(アフロマンス)何かをやり始めたい人達で誰でもできる一歩はとにかく喋りまくることだと思うんですよ。社会的なビジネスにしていくとか、色々考えている時に周りの人達に話すっていうのは、その感触を確かめる意味ですごく勉強になります。さらに喋っていくと手伝いたいと思ってくれる仲間たちが出てくる 。何かピンと思いついたら喋りまくるというのは、誰かが動き出す時の第一歩としてすぐできる簡単なやり方なのでやってみると良いと思います。もちろん否定されることもあると思うんですけど、それも経験みたいな感じでやった方が良いかなと。

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(石山)リクルート時代、勝手に私は「新しい働き方研究家です」と社内で名乗っていたんですよ。別に研究家を名乗るほどすごい頭が良い人材ではなかったんですが。でもそれを言っている中で、共感してくれる人もやはりいるし、とにかく自分が思っていることを発信していくことで、本当に理解してくれる、しようとしてくれる人っていうのは絶対に現れると思います。ただ 10人が10人理解してくれる訳ではないので、そもそも10人から理解してもらおうと思わない方が良いと思います。

(遠山)「ネジが外れていることが不安」ということがあったと思うんですが、私はそれこそオリジナルなんだとすればそこを大事にしたいと思っています。冒頭の例で言いますと、「チェーン店とアートって相容れないな」という、そこの一点突破ですよね。合理的で儲かるという要素は全然無いんですが、そこは他のアーティストからも全然出てこないし、ビジネスからも出てこないから大事な気づきにしたい。後でうまく整えてくれればという感じなので、ネジとか違和感みたいなものは大事だと思います。

―今回のテーマはですね「自分らしく生きるためのはじめ方」 というところで、まさにこれから何かをやっていきたい、やってみたいを形に変えようとしている参加者の皆さんへ向けて、最後にメッセージをお願いします。

(アフロマンス)こういうトークイベントやパネルディスカッションでは毎回僕の失敗談から話すんですね。その失敗談の後に「本当の学びは経験からしか得られないbyアフロマンス」という名言をいつも示すんですけど、僕はこれに尽きると思っていて。こういうトークイベントやセミナーとかだと、聞いて分かった感じになっちゃうんですよね。それって全く意味が無くて。だからここに来たからといって結局何かが始まる訳でもないんですよ。ここで今日聞いたことを糧にして、今日からでも何か一つ行動するということがとても大事なので。それだけ持って帰ってくれたら良いかなと思っております。

(石山)積み上げ型ではなく投資型のマインドを持つというのは自分が大きく変わったきっかけの1つです。自分のやりたいことに 対して、自分が場を作ったり実績を作ったりすることは今すぐできる訳じゃないですし、それってすごく大変じゃないですか。ただ自分が「こういうことをやりたいんです」「働き方研究会をやりたいんです」と主張することは今すぐできることなので。種を蒔いていけば蒔いてていくほど、そういう舞台やチャンスが 現れたりするので、そのチャンスをものにできるようにすることを一生懸命考えていく。そういった投資型のマインドになることで、掴めるチャンスは色々あるんじゃないのかなと思っています。

(遠山)夢とか人生とかやりたいことを聞かれると、重くて立派なものみたいに少し敷居が上がっちゃうんですが、私は仕事も人生もプロジェクトの積み重ねだなと思っています。結婚もそうかもしれないし、今やっている仕事の中でのちょっとした出来事、ひとつのテーブルでのこともプロジェクトでしょうし。仕事も人生もプロジェクトの積み重ねだなと思えば、別に全部成功かということもないし、そういう思いでどんどんやっていけば良いのかなと思います。

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PROFILE

遠山 正道さん(株式会社スマイルズ 代表取締役社長)

1962年東京都生まれ。慶應義塾大学商学部卒業後、85年三菱商事株式会社入社。2000年株式会社スマイルズを 設立、代表取締役社長に就任。現在、「Soup Stock Tokyo」のほか、ネクタイ専門店「giraffe」、セレクトリサイ クルショップ「PASS THE BATON」、ファミリーレストラン「100本のスプーン」、コンテンポラリーフード&リ カー「PAVILION」、海苔弁専門店「刷毛じょうゆ 海苔弁山登り」を展開。「生活価値の拡充」を企業理念に掲 げ、既成概念や業界の枠にとらわれず、現代の新しい生活の在り方を提案している。近著に『成功することを決 めた』(新潮文庫)、『やりたいことをやるビジネスモデル-PASSTHEBATONの軌跡』(弘文堂)がある。

PROFILE

石山 アンジュさん(一般社団法人シェアリングエコノミー協会事務局渉外部長 /内閣官房 シェアリングエコノミー伝道師/株式会社クラウドワークス経営企画室)

1989年生まれ。一般社団法人シェアリングエコノミー協会事務局 渉外部長、内閣官房シェアリングエコノミー 伝道師、総務省地域情報化アドバイザー、株式会社クラウドワークス経営企画室など様々な肩書きを持ちなが ら、新しい働き方・シェアリングエコノミーを推進。また世界各国のシェアサービスやコワーキングスペース を体験し、国内外でメディア連載を持つ。2012年新卒で株式会社リクルート入社。人材領域で大手法人総合営 業に3年半従事した後、株式会社クラウドワークス経営企画室を経て現職。「個人が本質的豊かさを感じられ る社会への転換」を人生のミッションとしている。

PROFILE

アフロマンスさん(株式会社Afro&Co. 代表/アイディアで非日常体験をつくりだすパーティークリエイター・DJ)

ソーシャル時代のインサイトを捉えた体験、空間、情報の設計を横断的に手がけ、社会に熱量を生み出す。 2012年、都内初の泡パーティーを主催し、数日で3000名の応募が殺到。その後「泡パ®」の名称で全国に展開 し、様々なアーティスト、ブランド、コンテンツとコラボレーションしながら「泡ムーブメント」を巻き起こ す。さらに、1万枚のチケットが即ソールドアウトした街中を巨大ウォータースライダーに変える「Slide the City」、28万名の応募が集まったスカイランタンを飛ばす絶景フェス「The Lantern Fest」、平日の朝6時半か ら通勤通学前に踊る「早朝フェス」、ハウスミュージックに合わせてマグロをさばく「マグロハウス」、佐賀 県の干潟の泥に浸かれるバー「GATA-BAR from SAGA」、SONYとコラボした新感覚卓球PARTY「低音卓球」 など、手がけるプロジェクトは多岐に渡る。既成概念に捉われない、突き抜けたアイディアで、世の中に新し いワクワクを創り続ける。

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