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INTERVIEW
「この場から全てが動き出した。」2013年ソチ五輪代表候補のプロスキーヤー起業までの軌跡

大久保 亜弥さん(2015ファイナリスト/株式会社ファーストシーアイ 代表取締役社長)

企業イメージ写真

手がけている事業について教えて下さい。

競技活動資金難なスポーツ選手が、より競技に専念出来る時間と資金を作り出すために、スポーツ動画投稿閲覧プラットフォームを開発し選手支援サービスを提供します。

アスリートの試合、練習、トレーニング風景などを簡単に投稿でき、ユーザーと動画でコミュニケーション出来る環境を作ります。

他にも料理や応援歌などスポーツを主軸にした幅広いジャンルの動画を投稿出来るカテゴリーを作ります。

そして、イベント事業として「競技資金難選手が出演し、参加者がスポーツを駆使しながらストーリーをクリアしていく体験型RPGスペーストライアル」を定期開催します。

お客様と触れ合う事でファンを増やしながら、競技資金が確保できる場所を作り、イベント参加者にもスポーツを手軽に気軽に楽しんでいただく機会を作ります。

スポーツユニバース宣伝材料写真

大久保さんにとって、TOKYO STARTUP GATEWAYはどんな価値がありましたか。

私にとってTOKYO STARTUP GATEWAYは夢を実現化するスタートに立たせてくれた、大切なビジネスコンペになりました。

2015年の夏、私は夢しか持っていませんでした。

起業に関する知識やメンター、人脈など、ビジネスを加速させるリソース全てを、このビジネスコンペを通じて手に入れることができました。

そして何より、同期と呼べる起業家仲間ができたことです。

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プログラムが終わった後も、ステータス関係なく、何でも相談し本音を言える友達のような、同志のような、絆を手に入れることができました。

これは他のビジネスコンペでは経験できない一生分の「価値」がありました。

これから起業を考えている方に向けて、メッセージをお願いいたします。

昨年の私は夢しか持っていませんでした。

しかしこの場に声を上げたことで、全てが動き出しました。

私は高卒でプロスキーヤーになり、一度も就職したことがなく、15年間スキー選手としてW杯を転戦していました。

その競技生活を通じ感じた社会課題を解決したいと思い、スポーツ界からスタートアップ界に飛び込みました。

ここは400文字の夢を発した勇気のある人が、半年間学びながら成長出来るチャンスの場です。

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学歴も立派な職歴も無い私がなぜファイナルまで進めたのか?

それは「行動」なんだと思います。

全てが順風満帆ではなかったけれど、自分が行動を止めなければ必ず誰かが見ていてくれて、助けてくれます。

世の中を斜に構えて夢を諦めてしまうより、夢を言い続けて動き出す「行動」が、きっとより良い方向へ進めてくれると思います。

ぜひ多くの方に挑戦して欲しいと、心の底から思います。

主な受賞・掲載実績

2014年12月18日 フレッシュHiratsukaビジネス認定コンペティションにて事業認定受賞
2015年11月06日 湘南ビジネスコンテストにてファイナリストに選出

過去のTSGの様子はこちら

TOKYO STARTUP GATEWAY 2017

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PROFILE

大久保 亜弥さん(2015ファイナリスト/株式会社ファーストシーアイ 代表取締役社長)

2010年より、よしもとクリエイティブ・カレッジ(イベントゼミ専攻) 在学。テレビ番組制作やイベント興業などの裏側を学び、イベントプロデューサー・舞台監督として興行を成功させる。同時にダンロップスポーツクラブにてマシンジムインストラクターとして勤め、現在まで約6年半勤務。2011年から2013年にかけてフリースタイルスキー・スロープスタイル選手としてW杯を転戦し、2013年のソチ五輪代表候補選手に選出された。

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