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INTERVIEW
起業家仲間と共に過ごす時間がこれほど大事だとは思いませんでした。

齊藤 祐輔さん(2015ファイナリスト/株式会社modecas CEO)

リズモ

今、仕掛けている事業についてミッション・活動内容を教えてください。

TOKYO STARTUP GATEWAY出場時には、15秒のミュージックビデオを簡単に制作できるアプリ、『Rhythmo(リズモ)』を運営していましたが、現在では『遺品整理ドットコム』というサービスを提供しています。

『遺品整理ドットコム』は、遺品整理をしたい人と遺品整理業者をマッチングさせるサービスです。現在既に1日3,000人以上が亡くなっている日本において、自分たちだけでは遺品の整理が出来ず、業者に依頼する人が増えています。

しかし、「どのような基準で選んだらいいか分からない…」「相場が分からないから不安…」「忙しいのに相見積もりを取るのが大変…」といった現状があります。

遺品整理ドットコムは一度の下見で3社以上の遺品整理業者のお見積もりが取れる業界初のサービスを提供しています。登録業者は2回の審査を経た厳選業者で安心です。また、業者の販管費や下見費用を遺品整理ドットコムが代行することで、遺品整理の費用を安くしています。

現在は、遺品整理だけではなく、生前整理やゴミ屋敷清掃、不用品回収、特殊清掃といった片付けにも対応しています。

ビジョンは、「安らかなライフエンディングを」です。すでに4人に1人が65歳以上の日本社会。まずは日本で安らかにライフエンディングを迎えられる社会を作り、海外へと展開していきたいです。

TOKYO STARTUP GATEWAYは齊藤さんにとって、どんな価値がありましたか。

『良い仲間たちと出会えたこと』です。

同じビジネスコンテストに出場したという仲間たちができることで、嬉しさや辛さを共有できるようになりました。

それまでは孤独に、考えて行動していたことが多かったのですが、仲間ができ、気が楽になり、前を向きやすくなれたと思います。

プライベートにおいても、起業家仲間と遊びに行ったりするのは、気軽に不安・不満を相談できるという点で本当に大事だなと感じています。

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これから起業を考えている方に向けて、メッセージをお願いいたします。

「起業に興味あります!」という人はいっぱいいるのですが、「実際にしました!」という人は多くありません。

それは20代でも30代でも変わりません。

私は、若い人ほど起業するべきだと思います。

『起業は手段』だと私は思っていたのですが、もう目的になってもいいじゃないかと思うようになりました。

起業すれば、何かやらないけないと思うようになります。

起業するにはお金が最低でも20万くらいかかるからです。

自分でなけなしのお金を出した以上、何かやらずにはいられない状況に追い込むのです。

やってみて、失敗してもいい。

その失敗を二度と繰り返さなければいい。
ただそれだけです。

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PROFILE

齊藤 祐輔さん(2015ファイナリスト/株式会社modecas CEO)

立教大学法学部卒業。在学中にアメリカへの留学やカンボジアへの長期インターンを経験する。株式会社ユニクロに入社後、写真・イラスト・動画を販売するピクスタ株式会社へ転職。入社3ヶ月で海外事業のプロジェクトマネージャーに就任。就任中に海外での売上を最大35倍に。人生の目標は、『生まれた境遇で生ずる機会の格差をなくす』こと。インターネットという手段を用いて、個人が自身の価値を最大化できることを目指す。2015年6月に株式会社modecas(モードキャス)設立。代表取締役社長就任。

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